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「日本橋川に清流をよみがえらせる会」と「名橋『日本橋』保存会」では、12月11日、日本橋川浄化設備完成式を行いました。 日本橋川の水質浄化については、これまで、中央区側では名橋「日本橋」保存会や法人会、ロータリークラブなど、千代田区側では「日本橋川に清流をよみがえらせる会」が、EM菌(有用微生物群)団子を川に投げ入れる取組等を行ってきました。日本橋川の更なる水質改善を目指し、定期的、大量にEM活性液を投入できる設備が完成したため、その完成式を行いました。
日本橋川の環境改善活動は、千代田と中央の民間団体によって始められ、両区の区役所も全面的に支援しています。完成式には両区住民や関係者約80名が出席し、「両区の協力で川の復権を」(千代田区長)、「両区には江戸開府以来の深いつながりがある」(中央区長)と挨拶を述べ、ガッチリと握手を交わしていました。 他の来賓からは、「この設備は日本の歴史を変える働きをすると思う」(比嘉照夫・琉球大学農学部教授)、「1年後には日本橋川で釣り大会ができると確信している」(浜渕隆男・NPO法人地球環境共生ネットワーク運営委員長)など、力強い挨拶が寄せられました。 詳細は以下のとおりです。
【参考】 「EM菌」(Effective Microorganisms)は、有用微生物群のことでさまざまな汚れをきれいにして腐敗菌を抑える働きをもっています。水質浄化の過程で、ヘドロの中のアンモニアやメタンなどの有害物質をエサとして、体内でアミノ酸や糖類などの有用物質に変えて放出します。ヘドロの分解が進むと植物プランクトンが増え、魚介類も増える食物連鎖が蘇り、生態系が豊かになります。 他の地域の成果例としては、道頓堀川での定期的なEM菌団子の投入により、悪臭もなくなり、コイやフナが生息するようになったことや、大阪市漁業共同組合による大阪淀川河口でのEM菌活性液の流入により、シジミの年間漁獲量が増加したこと(平成15年:20トン、16年:40トン、17年:102トン)があげられます。 <出典>「日本橋川・神田川に清流をよみがえらせる会」定期会報 創刊号より